愛すれどTigers


7点差を大逆転! 立石鮮烈デビュー!

 今節は倉敷マスカット球場と甲子園球場でドラゴンズと連戦。倉敷での第1戦は西勇が好投し、金丸から佐藤輝のホームランなどで先勝、甲子園での第2戦では茨木と石黒が打たれて7点差をつけられたが、7回から反撃し9回裏、森下のサヨナラホームランで大逆転勝利。第3戦は降雨のため試合開始を遅らせたが、結局中止。このカードは2勝0敗。続いて東京ドームでジャイアンツ3連戦。第1戦、高橋遥の好投で先勝。第2戦は村上が完封。立石の先制タイムリーなどで勝つ。第3戦は才木が好投し、梅野の3年ぶりのホームランと立石のプロ入り初ホームランなどで竹丸を打ち崩し、このカードは3勝0敗。今節は5勝0敗。今季通算28勝17敗1分の勝率.622で首位奪還。2位スワローズとは0.5差。立石がドラゴンズ戦からついに一軍デビュー。5試合連続ヒットだけでなく、勝利打点、ホームランと次々と大物ぶりを発揮。高寺も負けじとヒットを放つなど、若手の競争がより激しくなってきた。

◎ドラゴンズ10回戦……4-2
 タイガースの先発は西勇。1回表、2死から村松にレフト線に二塁打を打たれたが、細川をライトフライに打ち取る。ドラゴンズの先発は金丸。1回裏、岡城がレフト線に二塁打を放ち、中野はライトへのフライに倒れた、森下はショートゴロに打ち取られたが、佐藤輝のレフト前タイムリーヒットで先制する。2回表、1死から石伊にレフト線に二塁打を打たれるが、高橋周を三邪飛に取ると、田中は一縷へのフライに打ち取りここも切り抜ける。2回裏、プロ入り初出場初スタメンの立石がセンター前にプロ入り初安打を放つ。木浪の三塁への当たりは高橋周がバウンドを合わせられずレフト前ヒットとなり一二塁に。伏見のレフト前ヒットで1死満塁としたが、西勇の一塁ゴロ併殺、岡城の二塁ゴロで得点できず。3回裏、1死からセンター前ヒットの森下を置いて佐藤輝がライトスタンドにツーランホームランを放ち3点差とする。4回表、村松を歩かせ、細川には腰に死球で一二塁に。ボスラーを歩かせて満塁とされ、石伊のライト前のヒットは森下が飛びついたがそらし、2点タイムリー二塁打となる。高橋周には投手強襲安打を打たれてまたも満塁に。しかし田中は浅いセンターフライ、金丸は二塁ゴロで本封し、代打カリステをショートへのフライに打ち取り切り抜ける。5回表、板山のヒットと細川への四球て゛1死一二塁に。しかしボスラーをライトへのフライに打ち取ると、石伊は見逃し三振でここも切り抜ける。5回裏、2死から森下が歩き、佐藤輝のレフト前ヒットで一二塁とすると、大山のレフト前タイムリーヒットで2点差に。西勇は5回2失点で交代。6回表、二番手工藤は1死から田中を歩かせるも後続を断つ。金丸は5回4失点で降板。6回裏、2番手藤嶋の前に三者凡退。7回表、三番手及川も三者凡退に打ち取る。7回裏、三番手杉浦に対し2死から森下のレフト前ヒット、佐藤輝の四球で一二塁とし、大山が歩いて満塁に。ここで杉浦は降板。四番手伊藤茉に対し立石はセンターへのフライに打ち取られる。8回表、四番手とセリスはボスラーと石井を連続空振り三振に取ったが、高橋周を歩かせる。田中はセンターフライ。8回裏、五番手牧野の前に三者凡退。9回表、クローザーの岩崎は代打阿部、カリステ、代打石川昂を打ち取り逃げ切り、7セーブ。ヒーローインタビューは3勝目の西勇、先制打とホームランの佐藤輝、追加点をたたき出した大山。
◎ドラゴンズ11回戦……8-7
 タイガースの先発は茨木。1回表、村松を歩かせ、山本のバントで二進。板山のセンター前タイムリーヒットで先制される。細川は空振り三振に取ったが、ボスラーにライト前ヒットを打たれて一三塁に。しかしここは石川昂を二塁ゴロに打ち取り切り抜けた。2回表、2死からマラーにライト前ヒットを打たれると、村松を歩かせ一二塁とされ、山本にレフトスタンドにスリーランホームランを打たれて4点差とされる。茨木はこの回限りで降板。3回表、二番手椎葉は1死からボスラーを歩かせたが石川昂を二塁ゴロ併殺に打ち取る。ドラゴンズの先発はマラー。3回裏、1死から熊谷がレフト前ヒットを放ち、椎葉のバントで二進。しかし岡城は二塁ゴロに倒れる。4回表、1死から加藤を歩かせ、三塁ゴロで二進。村松も歩かせて一二塁とされたが、山本を空振り三振に取る。5回表、三番手畠は三者凡退に抑える。6回表、四番手石黒は2死からショート内野安打の加藤を置いてマラーにレフトスタンドにツーランホームランを打たれて6点差とされる。7回表、続投の石黒は板山、保坂輪、ボスラーの3連打で7点差とされ、2死後、土田のライト前ヒットで満塁とされたが、加藤をライトフライに打ち取り、なんとか切り抜けた。7回裏、ここまでマラーにいいところなく抑えられていたが、佐藤輝が歩き、1死後、立石のセンター前ヒットで一二塁とし、代打高寺は空振り三振に倒れたが、熊谷の投手前内野安打で満塁とし、坂本のセンター前2点タイムリーヒットで5点差に。マラーはここで交代。二番手藤嶋から代打嶋村がセンター前タイムリーヒットを放ち4点差とすると、三番手齋藤と交代。中野がセンター前タイムリーヒットで3点差に迫る。8回表、五番手桐敷は1死から村松に三塁ゴロのエラーで出塁され、山本のセンター前ヒットと板山のグラブを弾く投手強襲安打で満塁に。しかし鵜飼いを二塁へのフライに打ち取ると、ボスラーを空振り三振に取って切り抜けた。8回裏、四番手清水から佐藤輝がライト前ヒットを放ち、大山もセンター前ヒットで続く。立石はライトフライに倒れたが、高寺のライト前ヒットで満塁とする。熊谷は一塁へのフライに倒れるも、坂本のレフト前2点タイムリーヒットで1点差に迫り、一三塁から代打木浪がセンター前タイムリーヒットでついに同点に追いつく。清水が降板し、五番手は吉田。中野はショートゴロに倒れる。9回表、六番手ドリスは石川昂にセンター前ヒットを打たれ、石川昂の代走に尾田。代打田中はバントを失敗した末に空振り三振。加藤のバントで尾田は二進。しかし代打阿部を空振り三振に取り、切り抜ける。9回裏、六番手牧野に対し森下はフルカウントからレフトスタンドにサヨナラソロホームランを放ち、大逆転勝利。ドリスが今季初勝利。ヒーローインタビューは同点打の木浪、反撃のタイムリーを含む4打点の坂本、サヨナラホームランの森下。
◎ジャイアンツ9回戦……7-4
 ジャイアンツの先発は井上。1回表、立石がレフトの上を越す二塁打で出ると、中野の二塁ゴロで二進。森下のセンター前タイムリーヒットで先制する。佐藤輝は見逃し三振に倒れたが、大山のライトスタンドへのつランホームランで3点差とする。3回表、センター前ヒットの立石を中野がバントで送り、森下のライトの頭を越すタイムリー二塁打で4点差。佐藤輝の右中間を破るタイムリー二塁打で5点差とした。4回表、坂本誠がレフト前ヒットで出ると、高寺の左中間を破る二塁打で二三塁とし、高橋遥の投手ゴロで走者は動けなかったが、立石のプロ入り初打点となるレフト前タイムリーヒットと、中野のライト前タイムリーヒットで7点差をつけた。井上は4回7失点で降板。5回表、二番手堀田に対し2死から木浪がセンター前ヒットを放ち先発野手全員安打。坂本誠は空振り三振。タイガースの先発は高橋遥。5回までジャイアンツ打線を相手にしていなかったが、6回裏、平山にライト線に二塁打を打たれる。平山は足を傷めてダグアウトに下がり、代走に松本。キャベッジはセンターフライ。吉川の一塁ゴロで松本は三進。ダルベックのレフト前タイムリーヒットで6点差とされる。岸田は歩かせたが代打若林を二塁ゴロに打ち取り、流れを断ち切ったと思われた。7回表、三番手宮原に対し1死から森下がセンター前ヒット、佐藤輝がライトの横を抜く二塁打で二三塁とし、大山は歩いて満塁としたが、木浪のセンターフライでタッチアップした森下は本塁で憤死、追加点はならず、逆に流れを持っていかれる。7回裏、2死から門脇に左中間を破る三塁打を打たれ、松本にレフト前タイムリーヒットを打たれて5点差とされると、キャベッジにはレフトスタンドにツーランホームランを打たれて3点差に。ここで高橋遥は交代。二番手及川は吉川をショートへのライナーに打ち取る。8回表、四番手船迫の前に三者凡退。8回裏、三番手ドリスはダルベックを歩かせ岸田はショートゴロで二封。代打大城にセンター前ヒットを打たれて一二塁とされたが、増田陸を見逃し三振、佐々木を空振り三振に取って切り抜ける。9回表、五番手田和にも三者凡退に抑えられる。9回裏、クローザーの岩崎は門脇と松本を内野ゴロに打ち取ると、キャベッジを空振り三振に取って逃げ切った。高橋遥が5勝目。岩崎が8セーブ。プロ入り初の猛打賞と初打点の立石が、やはりプロ入り初のヒーローインタビュー。
◎ジャイアンツ10回戦……3-0
 タイガースの先発は村上。1回表、浅野のショートへのフライは外野とショートが譲り合い、間に落ちて大きくはね、二塁打に。キャベッジの二塁ゴロで三進。吉川の一塁ゴロで浅野がホームに突っ込むも、前進守備の大山が素早くバックホームし、憤死。ダルベックはショートゴロで切り抜けた。村上は2回以降7回まで絶妙のコントロールでジャイアンツ打線を寄せ付けず。ジャイアンツの先発はウィットリー。4回まではナックルカーブにてこずっていたが、5回表、1死から木浪が歩き、坂本誠のレフト前ヒットと村上のバントで2死二三塁に。立石のセンター前2点タイムリーヒットで先制する。中野もライト前ヒットで続いたが、森下は一塁ゴロに倒れる。6回表、佐藤輝がセンター前ヒットで出ると、大山は空振り三振に倒れたが、ここでウィットリーは降板。二番手高梨から高寺がレフト前ヒットでつなぎ、木浪のセンター前タイムリーヒットで3点差とする。さらに坂本誠のセンター前ヒットで満塁に迫る。村上は見逃し三振。高梨が降板し、三番手船迫の前に立石は投手ゴロとなり大量点はならず。7回表、四番手中川晧から中野がセンター前ヒットを放つも森下は三塁ゴロ併殺。佐藤輝は空振り三振。7回裏はキャベッジ、吉川、ダルベックが三者連続空振り三振。8回表、五番手赤星の前に三者凡退。8回裏、大城にライト前ヒットを打たれ、佐々木のレフトへのファールフライは立石がフェンスに当たりながら好捕。その間に大城は二進。しかし泉口を空振り三振に取ると、門脇をセンターフライに打ち取り切り抜ける。9回表、六番手田中瑛の前に三者凡退。9回裏、1死後、代打丸にライト前ヒットを打たれるもキャベッジは三塁へのフライ、代打増田陸は空振り三振。村上は完封で3勝目。ヒーローインタビューは完封勝利の村上。
◎ジャイアンツ11回戦……6-3
 タイガースの先発は才木。2回裏、ダルベックにレフト線にヒットを打たれるが、レフトに入っていた森下が二塁を狙うダルベックを強肩で刺す。大城と浅野は凡退。ジャイアンツの先発は竹丸。3回表、高寺がレフト前ヒットを放ち、才木がバントで送る。立石の二塁ゴロで高寺は三進。中野のショートゴロは泉口がこぼしてから送球し、間一髪アウトに。藤川監督のリクエスト申請も判定は覆らず、先制点を逃す。4回裏、2死からキャベッジにレフト線に二塁打を打たれたが、ダルベックを空振り三振に取る。5回表、1死から梅野が3年ぶりとなるソロホームランをレフトスタンドに放ち先制。2死後、センター前ヒットの才木を置いて、立石がレフトスタンドにプロ入り第1号となるツーランホームランを放ち3点差に。6回表、森下のレフト前ヒットと佐藤輝の投手強襲安打で無死一二塁とし、大山のレフト線のタイムリー二塁打で4点差に。なおも二三塁から木浪は空振り三振。梅野の一塁ゴロで佐藤輝が本塁を突くも憤死。高寺も一塁ゴロで追加点はならず。6回裏、泉口の三塁内野安打、代打佐々木の左中間を破る二塁打と丸の四球で無死満塁とされ、浦田のライト犠牲フライで3点差に。しかしキャベッジとダルベックを連続空振り三振に取り、最少失点にとどめる。竹丸は6回4失点で降板。7回表、二番手は田和。1死から立石がセンター前ヒットで出ると、中野は空振り三振で2死とされたが、森下が歩き一二塁とし、佐藤輝のライト前タイムリーヒットで4点差に。なおも一三塁から大山のライトを越すタイムリー二塁打で5点差とする。7回裏、大城にレフトフェンスに当たる二塁打を打たれ、1死後、吉川にライトスタンドにツーランホームランを打たれ3点差とされる。ここで才木は交代。二番手及川は伊豆口と佐々木を凡退に抑えて流れを断ち切る。8回表、三番手赤星の前に三者凡退。8回裏、三番手ドリスも三者凡退に抑える。9回表、四番手堀田から中野の二塁打と佐藤輝の四球で2死一三塁とし、大山の打席で佐藤輝は二盗。しかし大山はショートゴロに倒れて追加点は取れず。9回裏、クローザーの岩崎はダルベックをセンターフライに打ち取ると、大城と浅野を連続空振り三振に取り逃げ切った。才木は5勝目。岩崎は9セーブ。ヒーローインタビューは先制ホームランの梅野。交流戦直前を5連勝し首位に立った。

愛すれどTigers週間MVP
投手……西勇輝 連敗中の悪い流れを好投で止め、今季3勝目。昨季全く出番のなかったベテランがここにきて存在感を増している。伏見との同級生バッテリーも息が合い、交流戦でも期待できる。次点は今季初完封の村上。
野手……立石正広 ドラフト1位の大器がついに一軍昇格。すぐに先発出場し、プロ入り初安打を放つと、ジャイアンツ戦では猛打賞、ホームランと縦横無尽の活躍。立石昇格後、チームは5連勝。何か運を持っているとしか言いようがない。どこかで壁に当たるのだろうが、今はこの勢いを保っていてほしい。次点は大逆転試合でサヨナラホームランを放った森下。

 次節から交流戦開始。まずは甲子園でファイターズ3連戦。西勇、木下、大竹の先発が予想される。立石の活躍で打線が活性化しているだけに、連敗中の相手に勝ち越したい。続いてZOZOマリンスタジアムでのマリーンズ戦。現役ドラフトで移籍した井上功が活躍している姿も見てみたいが、回に沈んでいる相手に高橋遥、村上、才木で3連勝といきたい。オールスターの中間発表では高橋遥、坂本、大山、中野、佐藤輝、森下がいきなりトップに立っている。かつてなら組織票と言われたものだが、ここ数年のメンバーならば当然という感じになっているのがすごいなあ。

(2026年5月25日記)


目次に戻る

ホームページに戻る