今節は甲子園球場で6連戦の予定が、ライオンズとの初戦は雨で中止。第1戦は大竹が好投するも打線が振るわず落とす。第2戦は西勇が打たれて連敗。このカードは0勝2敗。続いてゴールデンイーグルス3連戦。第1戦は高橋遥が好投し、熊谷の活躍もあり連敗を止める。第2戦は村上が無失点の好投、完封リレーで連勝するも森下が審判への暴言で退場。第3戦2日連続雨で流し、このカードは2勝0敗。今節は2勝2敗。今季通算32勝23敗1分の勝率.582で首位奪還。2位スワローズとは1.0差。交流戦は4勝6敗で7位に上昇。
◎ライオンズ1回戦……2-3
タイガース大竹、ライオンズ渡邉の投手戦。2回表、ネビンにバックスクリーンにソロホームランを打たれて先制される。しかし大竹は66kmの超遅球を投げて見せたり、のらりくらりとライオンズ打線をかわしていく。2回裏、佐藤輝がレフト前に落ちるテキサス性のヒットで出るが、大山は空振り三振、立石は見逃し三振。それでも伏見がセンター前ヒットを放ち一二塁としたが、小幡はライトフライに倒れる。4回裏、森下が歩くも佐藤輝は二塁ゴロで二封。併殺の判定も、藤川監督のリクエスト申請で判定が覆り佐藤輝は一塁に残る。しかし大山は外角への変化球で空振り三振、立石は一塁ゴロに倒れる。渡邉の右打者への外角への変化球にことごとくやられていく。5回表、渡部のショートゴロは小幡が好捕。一塁送球はそれたが、大山がうまく渡部にタッチ。しかし判定はセーフ。ここでも藤川監督がリクエスト申請をし、判定が覆りアウトに。2死から長谷川にヒットを打たれたが、源田は二塁ゴロに打ち取る。7回表、桑原にレフト前ヒットを打たれ、ネビンは空振り三振に取ったが、渡部のセンター前ヒットで一三塁に。古賀悠を空振り三振に取る間に渡部は二盗。長谷川のショートゴロは小幡が落球し、焦って一塁に悪送球。その間に桑原と渡部が生還し3点差に。大竹は7回3失点で交代。8回表、二番手湯浅は三者凡退に抑える。渡邉は7回無失点で交代。8回裏、二番手甲斐野に対し2死から代打嶋村が一塁へ内野安打を放ち、高寺のセンター前ヒットで一三塁に。しかし中野は三塁ゴロに倒れ、得点できず。9回表、三番手工藤も三者凡退に抑える。9回裏、クローザーの岩城から森下がレフトフェンスに当たる三塁打を放つと、佐藤輝のレフトポール際に放った放物線はツーランホームランに。1点差に迫り、大山は四球。大山の代走に植田。立石は空振り三振に倒れ、代打坂本は三塁ゴロ併殺。藤川監督のリクエスト申請もむなしく判定は覆らずゲームセット。大竹が好投している間に打線の援護なかったのが大きかった。
◎ライオンズ2回戦……2-4
タイガースの先発は西勇。1回表、1死から滝澤を歩かせ、桑原のレフト前ヒットで一三塁とされ、ネビンのレフトへの犠牲フライで先制される。ライオンズの先発は平良。1回裏、1死から中野がライト前ヒットを放つも森下は三塁ゴロ併殺。この試合では森下が完全にマークされブレーキとなった。3回表、カナリオを見逃し三振に取り、西勇は通算1500三振を達成。滝澤には背中に死球。桑原の打席で二盗を試みた滝澤を伏見が刺し、桑原はショートゴロ。4回表、ネビンにレフト前ヒットを打たれ、1死後、渡部にレフト線へ二塁打を打たれて二三塁とされ、西川のライト前タイムリーヒットで2点差に。ライト佐藤輝が打球処理をもたついた上に悪送球で渡部も生還し3点差とされる。源田のライトフライで西川は三進。しかし平良をショートゴロに打ち取り追加点は許さず。4回裏、中野がレフト前ヒットで出るも、森下はライトフライ。佐藤輝と大山は連続空振り三振。中軸を抑えられると得点力が落ちる。西勇は4回3失点で降板。4回表、二番手木下は三者凡退に抑える。5回裏、高寺は二塁滝澤のグラブを弾くライト前ヒット。伏見は空振り三振に倒れ、熊谷の投手ゴロで高寺は二進。代打嶋村のセンター前タイムリーヒットで2点差とする。6回表、三番手門別は1死から小島にセンター前ヒットを打たれ、渡部のレフトフェンスに当たるタイムリー二塁打で3点差に戻される。門別は7回表は三者凡退に抑える。8回表、四番手工藤は三者凡退に抑える。平良は7回1失点で交代。8回裏、二番手は篠原。三者凡退に倒れる。9回表、五番手及川も三者凡退に抑える。9回裏、クローザーの岩城から中野が歩き、森下はヒット性のライトフライを長谷川に好捕される。佐藤輝が歩き、大山の投手ゴロは岩城が二塁に送球するが滝澤が落球して満塁に。大山の代走に植田。高寺の高く弾む一塁ゴロで中野が生還して2点差に。なおも二三塁と同点のチャンスを作るが代打坂本は空振り三振で逃げ切られた。平良の手元で曲がる変化球にことごとく詰まらされ、連打できず連敗。
◎ゴールデンイーグルス1回戦……8-1
イーグルスの先発は岸。2回裏、佐藤輝が歩き、大山の打席で二盗。しかし大山は投手ゴロ、高寺は空振り三振、伏見はショートゴロに倒れて先制機を逸する。3回裏、センター前ヒットの熊谷を高橋遥がバントで送ったが、立石は空振り三振、中野はレフトフライに倒れる。タイガースの先発は高橋遥。4回表、1死から平良の三遊間の当たりを熊谷が好捕。間一髪アウトにしたが、三木監督のリクエスト申請で判定が覆り内野安打に。しかし、浅村、村林を凡退させて切り抜ける。4回裏、森下が歩き、2死後、高寺の打席で二盗。高寺と伏見が連続四球で満塁としたが、熊谷は空振り三振でここも先制できず。5回裏、高橋遥がレフト前ヒット。2死後、森下は右手首に死球で一二塁に。佐藤輝の右中間を破る2点タイムリー二塁打でついに先制。6回表、代打吉野、佐藤直、辰巳を三者三振に取る。岸は5回2失点で交代。6回裏、二番手渡辺翔から高寺がライト前ヒットで出ると、伏見との間でヒットエンドラン。伏見はショートゴロに倒れたが、高寺は一気に三進。熊谷のセンター前タイムリーヒットで3点差とする。高橋遥の打席で熊谷が二盗。高橋遥の二塁ゴロで三進。立石のライト前タイムリーヒットで4点差とする。中野はショート村林へのゴロに倒れたが村林が落球してエラーで一二塁に。ここで死球を受けていた森下に代打嶋村が送られたが、ライトフライに倒れる。7回表、平良のライト前ヒット、浅村のレフト前ヒット、村林のセンター前ヒットで無死満塁とされ、黒川にセンター前タイムリーヒットを打たれ3点差に。しかしマッカスカーと伊藤光を空振り三振に取り、代打渡邊佳を二塁ゴロに打ち取り最少失点に切り抜ける。7回裏、三番手伊藤樹から佐藤輝が歩き、大山のセンター前ヒットと高寺の四球で満塁とすると、伏見のセンター前タイムリーヒットで4点差に戻し、熊谷の前進守備のレフトの頭を越す3点タイムリー二塁打で7点差をつける。代打木浪は空振り三振、立石は三塁ゴロ。それでも中野のライト前ヒットで熊谷゛かホームを突くも、佐藤直の好返球で憤死。高橋遥は7回1失点で交代。8回表、二番手畠は三者凡退に抑える。9回表、三番手湯浅も三者凡退で締め、連敗ストップ。ヒーローインタビューは開幕から7連勝の高橋遥、先制打の佐藤輝、4打点の熊谷。
◎ゴールデンイーグルス2回戦……1-0
タイガース村上、イーグルス早川隆の投手戦。2回裏、大山が四球で出るが、高寺と坂本は連続空振り三振。熊谷のレフト前ヒットで一二塁とするも村上は空振り三振で先制できず。3回表、1死から太田にレフト前ヒットを打たれたが、早川のバントは立石が素早く二封。渡邊佳は空振り三振。4回表、辰巳に二塁へ内野安打を打たれるも、平良の二塁ゴロは中野の好守備で二封。黒川の二塁ゴロも中野と熊谷の好守備で二封。村林は空振り三振に取る。5回表、マッカスカーにセンター前ヒットを打たれ、中島を歩かせ一二塁に。しかし太田は空振り三振。早川隆のバントで二三塁とされるも渡邊佳をライトへのフライに打ち取る。5回裏、熊谷が四球で出ると、村上のバントで二進。立石の打席で熊谷が三盗し、立石のレフト前タイムリーヒットで先制。これが決勝点となる。中野はレフトフライに倒れ、森下は明らかなボールを続けてストライクと判定されて空振り三振。真鍋球審に暴言を吐いたと退場処分を受ける。6回表、辰巳にレフト前ヒットを打たれ、平良にもレフト前ヒットで一二塁とされる。しかし黒川を見逃し三振に取ると、村林はショートゴロ併殺。村上は6回無失点で交代。7回表、二番手畠は三者凡退に抑える。早川隆は6回1失点で交代。7回裏、二番手鈴木翔の前に三者凡退。8回表、三番手岩崎は代打佐藤直にセンター前ヒットを打たれ、渡邊佳のバントで二進。しかし辰見をセンターへのフライに打ち取り、平良は歩かせ一二塁とされたが、代打浅村を見逃し三振に取り切り抜ける。8回裏、三番手九谷にも三者凡退に抑えられる。9回表、クローザーのドリスは村林を空振り三振、マッカスカーを捕邪飛に打ち取るも中島のライト前ヒットで一二塁とされる。しかし代打鈴木大はセンターフライで逃げ切った。ドリスは9セーブ。ヒーローインタビューは5勝目の村上と決勝打を放った立石。
愛すれどTigers週間MVP
投手……村上頌樹 前回は悪いなりにまとめていたが、今節は丁寧に投げ分けてイーグルス打線を翻弄。リリーフ陣も好投し完封リレー。高橋遥ばかりには主役は譲らないという強い意志を見て取れた。次節は連戦が続くので先発投手陣のやりくりが大変だが、村上の安定した投球は頼りになる。
野手……熊谷敬宥 この交流戦ではショートのスタメンに定着。小幡がファームに落ちたこともあり、その安定感のある守備とチャンスに強い打撃で前節に続きMVPとしたい。逆に、主軸がこの交流戦ではあまりうまく機能していないということだ。
次節はみずほペイペイドームでホークス3連戦。調子を上げてきている相手だけに苦戦は免れない。初戦はスライド登板となる才木。そして木下、大竹が予想される。大竹が今季も古巣相手に好投できるか。続いて京セラドームでバファローズ戦。西勇、高橋遥、村上、才木で3連勝といきたい。高橋遥は間隔が詰まってさすがに疲れが見えてきたので、最終戦にまわしてもよい。特に打線がどうつながるかがカギとなる。一日置いて甲子園で中止になったライオンズ戦が組まれているが、イーグルス戦の日程はまだ発表されていない。もしバファローズ戦の後に組まれたら8連戦となる。そうなると、先発投手陣に無理をさせることになってしまうが、果たしてどうやりくりするか、藤川監督の腕の見せ所だ。
(2026年6月8日記)