今節よりリーグ戦再開。まずは横浜スタジアムでベイスターズ戦。3連戦の予定だったが、中1日は降雨で中止となり、2試合。第1戦はいきなり石田裕から初回に大量得点、村上も好投して勝利。第2戦は接戦となったが高橋遥が1点差を守り完投勝利で連勝し、、今節は2勝0敗。今季通算36勝29敗1分の勝率.554で首位に返り咲く。2位ジャイアンツとは1.0差。3位スワローズとは1.5差。実はリーグ戦再開時点での成績は昨シーズンとほぼ同じ。昨シーズンはここから一気に独走態勢に入ったのだが、今季はどうなるか。
◎ベイスターズ9回戦……11-3
ベイスターズの先発は石田裕。1回表、福島がライト前ヒットで出ると、中野のバントで二進。森下が歩き一二塁に。佐藤輝のライトフェンス直撃のタイムリー二塁打で先制する。二三塁として、大山のショートゴロの間に森下が生還し2点差とする。さらに高寺が右中間を破るタイムリー二塁打を放ち3点差に。そして坂本誠がライトスタンドにツーランホームランを放ち早くも5点差。タイガースの先発は村上。2回裏、宮崎にライトスタンドにソロホームランを打たれて4点差に。3回裏、1死から蝦名のユニフォームをかすめる死球で出塁を許すと、牧の右中間を破る二塁打で二三塁とされ、佐野恵のライト前2点タイムリーヒットで2点差に迫られた。佐野恵は二進。筒香の二塁ゴロで三進。宮崎を歩かせたが、勝又を二塁ゴロに打ち取り切り抜ける。4回裏、1死から戸柱に二塁打を打たれたが、石田裕はバントの構えで空振り三振。蝦名も空振り三振に取る。5回表、1死から中野がセンター前ヒットで出ると、森下は左腕に死球。佐藤の二塁強襲安打は牧が大きく弾き、タイムリーヒットに。打球が外野に転がる間に森下は三進。一三塁として、大山のレフトへの犠牲フライで4点差に戻す。高寺の打席で佐藤輝は二盗を試みるもタッチアウト。5回表には、牧の強烈な三塁線のライナーを佐藤輝が好捕し、牧が驚く場面も。石田裕は5回7失点で降板。6回表、二番手はマルセリーノ。1死から坂本誠がヒットを放つも後続を断たれる。8回表、三番手は宮城。大山のレフトスタンドへのソロホームランで5点差に。2死後、熊谷のライト前ヒットと代打前川の右腕への死球で一二塁としたが、福島は空振り三振。村上は7回3失点で交代。8回裏、二番手工藤は牧にライト前ヒットを打たれるも、佐野恵を空振り三振に取ると、筒香を二塁ゴロ併殺に打ち取る。9回表、四番手坂本裕から中野が歩き、森下の打席で暴投し大きく球がそれて中野は三進。森下のレフトスタンドへのツーランホームランで7点差に。2死後、大山にこの試合2本目となるソロホームランがレフトスタンドに飛びこみ8点差をつけた。9回裏、三番手石黒は三者凡退に抑えて締める。リーグ戦再開の初戦は大勝。村上が6勝目。ヒーローインタビューは初回にツーランホームランを放ったキャプテンの坂本誠。
◎ベイスターズ10回戦……2-1
タイガース高橋遥、ベイスターズ尾形の投手戦。1回表、1死から中野がライト前ヒットを放ち、森下の空振り三振のあと佐藤輝がライト前ヒットを放ち一三塁としたが、大山は空振り三振で先制できず。1回裏、勝又の二塁内野安打と牧のレフト前ヒットで一二塁とされたが、佐野恵は二塁ゴロ併殺で、勝又は三進。宮崎をセンターへのフライに打ち取り切り抜ける。3回表、1死から中野が歩き、2死後、佐藤輝も歩いて一二塁に。大山のセンター前に落ちるタイムリーヒットで先制し、なおも一二塁。高寺のライト線へのタイムリー二塁打で2点差とする。5回表、中野が歩き、森下の打席で二盗を試みるも判定はアウト。藤川監督のリクエスト申請も判定は覆らず。森下は四球。しかし後続を断たれる。尾形は5回2失点で交代。6回表、二番手ルイーズの前に三者凡退。6回裏、勝又は二塁内野安打。1死後、佐野恵のショートゴロは熊谷が自らベースを踏みに行くがセーフに。一塁に送球も間に合わず野選で一二塁に。ここも宮崎をショートゴロ併殺に打ち取り抑える。7回表、三番手伊勢の前に三者凡退。7回裏、度会のレフト前ヒットは福島の悪送球で度会は二進。蝦名の投手強襲安打は熊谷がバックアップして一塁に送球したが間に合わず一二塁に。ここでレフトの福島をベンチに下げ、小野寺と交代。松尾のライトフライで度会は三進。宮下の投手ゴロで二封するも併殺崩れとなり、その間に度会が生還して1点差に。しかし代打ヒュンメルを空振り三振に取り、リードを守る。8回表、四番手レイノルズから森下がセンター前ヒットを放ち、1死後、大山が歩いて一二塁に。しかし高寺はセンターフライ、伏見は投手へのフライで追加点は取れず。9回表、五番手中川虎から熊谷が四球で出るも高橋遥のバントは捕手へのゴロとなり併殺に。小野寺は空振り三振で1点差のまま9回裏に。完投勝利を目指す高橋遥は宮崎を投手ゴロ、度会を空振り三振、蝦名をセンターフライに打ち取り、完投勝利。交流戦最終戦から数えて3連勝。ヒーローインタビューは開幕から9連勝でバッキーと中田の記録に並んだ高橋遥。
愛すれどTigers週間MVP
投手……高橋遥人 開幕から無傷の9連勝は、タイガースでは1985年の中田良弘以来という。記録としては中田とジーン・バッキーと並んだわけだが、すべて先発勝利となると1リーグ時代の御園生崇生以来というからすごい。どんなピンチを背負ってもポーカーフェイスで切り抜ける投球は圧巻の一語。早くも沢村賞のすべての基準をクリアするのではないかという声も聞かれるほどだ。
野手……大山悠輔 前節に続いて好調をキープ。第2戦で上げた勝利打点はプロ通算100試合となった。これはタイガースでは鳥谷敬以来。交流戦では長い不振に悩み、チームもなかなか勝てなかったが、大山の復調でチーム状態も上向いてきた。今のタイガースは欠場中の近本とこの大山の両名が引っ張っているチームなのだと再確認した。
次節は甲子園球場でスワローズ3連戦。スワローズもリーグ戦再開のカードで勝ち越しているだけに、緊迫した試合が見られそうだ。才木が初戦は予告先発。続くは西勇や伊藤将、大竹あたりか。確実にカード勝ち越しを決めたい。続いてマツダスタジアムでカープ3連戦。ドラゴンズとともにどん底でもがいているが、先発投手陣は顔ぶれがそろっているだけに油断は禁物。ここは村上と高橋遥でしっかりとカード勝ち越しといきたい。さて、昨季のような独走状態に入れるのかどうか。オールスター前までにどれだけ挽回できるか。
(2026年6月22日記)