愛すれどTigers


高橋遥が開幕から10連勝

 今節は甲子園球場でスワローズ戦。3連戦の予定だったが、台風の影響で2試合連続中止。第1戦は才木の好投もあり1点差で逃げ切りを測るも岩崎が打たれ、大山のホームランで1点差に迫るも逃げきられ、0勝1敗。マツダズームズームスタジアムに移動したが、台風の影響でカープとの初戦は中止となり、3日連続の中止。第1戦は村上が好投するも打線の援護がなく敗れる。第2戦は高橋遥が3失点するも打線が奮起してリリーフ陣を打ちまくって連敗を止め、このカードは1勝1敗。今節は1勝2敗。今季通算37勝31敗1分の勝率.544で2位に陥落。首位ジャイアンツとは0.5差。スワローズとは同率2位で並ぶ。混戦からなかなか抜け出る事ができない。高橋遥は開幕から10連勝。疲れからか打たれることが多くなってきたが、それでも試合を作り、打線の援護でリーグ最多勝。しかし高橋遥以外の先発投手で勝てないのは厳しい。

◎スワローズ9回戦……3-4
 タイガース才木、スワローズ山野の投手戦。1回表、長岡に左中間を破る二塁打を打たれたが、増田はライトフライ。古賀の投手ゴロで長岡が飛び出し、二三塁間で挟殺。古賀は一塁にストップし、オスナをライトフライに打ち取る。2回表、2死から赤羽のショートゴロを熊谷が悪送球してエラーで出塁。しかし山野は空振り三振。バットを飛ばしてしまい危険スイングで警告を受ける。モンテルを捕邪飛に打ち取る。2回裏、1死から熊谷がレフト前ヒットを放ち、濱田がレフト前に移籍後初安打を放って一二塁に。梅野のライトへの当たりはモンテルに好捕されたが、返球をオスナが取れずタッチアップししていた熊谷が一気に生還して先制。5回裏、梅野がレフト線に二塁打を放つも、才木のバントは投手ゴロとなり三封。後続を断たれて追加点は取れず。6回表、1死から古賀がレフトフェンスに当たる二塁打。オスナを歩かせ、岩田の打席で才木が暴投し二三塁に。岩田は空振り三振に取ると、松下も空振り三振で切り抜ける。才木は6回無失点で交代。7回表、二番手工藤は赤羽、代打塩見、モンテルを三者空振り三振に取る。山野は6回1失点で交代。7回裏、二番手リランソから代打福島がライト前ヒットを放つと、梅野のバントで二進。しかし代打糸原はレフトフライ、高寺は空振り三振で追加点が遠い。8回表、三番手の岩崎は長岡と増田の連打で一二塁とされ、古賀のバントで二三塁に。増田の代走に伊藤琉。オスナを歩かせ満塁に。岩田にレフトフェンスに当たる2点タイムリー二塁打を打たれて逆転を許す。代打サンタナを申告敬遠して満塁とし、赤羽のライト前2点タイムリーヒットで3点差とされる。ここで岩崎は降板。四番手石黒は代打武岡を一塁ゴロに打ち取り、走者は二三塁に進塁。長岡を一塁ゴロに打ち取りスワローズの反撃を何とか食い止めた。8回裏、三番手星から中野がライト前ヒットを放つも森下は三塁ゴロ併殺。しかしレフト前ヒットの佐藤輝を置いて大山がライトスタンドにツーランホームランを放ち1点差に迫る。9回表、五番手木下は三者凡退に抑える。9回裏、クローザーのキハダに対し代打坂本、梅野、小野寺が三者連続空振り三振に倒れて逃げ切られた。
◎カープ9回戦……2-3
 カープの先発は床田。1回表、高寺がライト前ヒットで出ると、中野のバントで二進。しかし森下翔はショートゴロ、佐藤輝は二塁へのライナーに打ち取られる。タイガースの先発は村上。1回裏、名原にライト前ヒットを打たれ、菊池のバントで二進。野間は空振り三振に取ったが、坂倉の打席で坂本が二塁へ牽制球を投げるも名原に送球が当たりセンター方向に転がる間に三進を許す。それでも坂倉を一塁ゴロに打ち取り切り抜けた。2回表、大山が歩き、前川右のライト前ヒット、木浪のライト前ヒットで満塁に。坂本のショートゴロで大山は本封。捕手石原が併殺ねらいで一塁に送球するも大きくそれ、その間に前川右が生還して先制する。なおも二三塁としたが、村上がスクイズを空振り、木浪が三本間で挟殺され追加点は取れず。2回裏、古座野のセンター前ヒットと佐藤啓のライト前ヒットで一二塁とされ、床田のバントで二三塁に。しかし石原は三塁へのライナー、矢野は二塁ゴロに打ち取りここも切り抜けた。3回表、高寺がレフト線に二塁打を放ち、中野の二塁ゴロで三進。森下が歩き一三塁とし、佐藤輝の一塁ゴロで高寺は本塁突入から引き返して三塁に帰塁。タッチアウトの判定に藤川監督のリクエスト申請。判定は覆り、満塁に。しかし大山は空振り三振、前川右は三塁へのフライに打ち取られて追加点は取れず。3回裏、名原にレフトスタンドに同点のソロホームランを打たれる。4回表、1死から坂本が二塁打。村上のセンター前ヒットで一三塁とし、高寺の投手強襲の当たりはバックアップの坂倉が本塁へ送球。しかし坂本が一瞬早く生還し、再びリード。しかし後続を断たれ、ここも追加点は取れず。床田は4回2失点で降板。5回表、二番手ターノックの前に三者三振。5回裏、石原にレフト前ヒットを打たれるも、矢野のバントは坂本が二封。名原のライト前ヒットで一三塁に。菊地にセンターへ犠牲フライを打たれて同点に。野間の打席で村上が一塁へ牽制。名原はタッチアウト。しかし新井監督のリクエスト申請で判定が覆り名原は一塁に残る。それでも野間を二塁へのフライに打ち取り、リードは許さず。6回表、三番手遠藤の前に三者凡退。7回表、四番手高に対し1死から中野がショートへの内野安打、森下翔のレフト前ヒットで一二塁としたが、佐藤輝はショートゴロ併殺に倒れる。8回表、五番手はハーン。大山のライト線への二塁打でチャンスを作るも代打熊谷のバントはハーンが三封。藤川監督のリクエスト申請も判定は覆らず。後続を断たれて得点できない。8回裏、名原にライト前ヒットを打たれ、菊池のバントで二進。野間のレフト前に落ちるテキサス性のヒットで一三塁とされ、坂倉にもライト前に落ちるタイムリーヒットを打たれ、ついにリードを許す。村上はここで交代。二番手及川は後続を断つ。9回表、クローザー森浦に対し1死から高寺がレフト前ヒット。中野は粘ったが空振り三振。二盗を狙った高寺はタッチアウトで連敗。村上の力投も打線がつながらず援護点がないまま力尽きた。
◎カープ10回戦……12-3
 カープの先発は岡本。1回表、センター前ヒットの中野を置いて、森下翔がレフトスタンドに先制ツーランホームランを放つ。タイガースの先発は高橋遥。1回裏、1死から大盛に左中間を破る三塁打を打たれ、菊池のセンターへの犠牲フライで1点差とされる。2回裏、佐々木にライトポール直撃のソロホームランを打たれ、同点に。藤川監督のリクエスト申請も判定は覆らず。3回裏、センター前ヒットの名原を大森がバントで送り、1死二塁とされたが、菊池は空振り三振、坂倉は二塁ゴロで切り抜ける。4回表、1死から大山のレフト線の二塁打と、2死後の坂本の四球で一二塁と攻めるが熊谷は見逃し三振に倒れる。4回裏、小園にレフト前ヒットを打たれ、佐々木の打席で一塁へ牽制球もボークを取られて二進。佐々木のショートゴロで三進。石原のセンター前タイムリーヒットでリードを許す。6回表、佐藤輝が初球を狙い撃ちライトスタンドに同点のソロホームランを放つ。7回表、1死から代打福島がライト前ヒットで出ると、高寺がセンター前ヒットで続き一二塁に。ここで岡本は交代。二番手の高から中野が右中間を深々と破る2点タイムリー三塁打を放ち2点の勝ち越し。森下翔のセンター前タイムリーヒットで3点差とする。高橋遥は6回3失点で交代。7回裏、二番手工藤は2死から大盛にライト前ヒットを打たれるも菊池を二塁ゴロに打ち取る。8回表、三番手中崎の前に三者凡退。8回裏、三番手岩崎も三者凡退に抑える。9回表、四番手黒原から福島が四球を選び、高寺のレフト前ヒットで一二塁とし、中野は見逃し三振に倒れたが、森下翔はレフトの頭を越す2点タイムリー二塁打で5点差に。森下翔は返球の間に三進。佐藤輝もレフトの頭を越すタイムリー二塁打で6点差に。ここで黒原は降板。五番手は鈴木。大山は左ひじに死球で一二塁に。代打木浪のライト線タイムリー二塁打で7点差とし、1死二三塁に。2死後、熊谷のセンター前2点タイムリーヒットで9点差をつける。9回裏、四番手木下は1死から代打佐藤啓にショートへの内野安打を打たれ、代打勝田はショートゴロで二封も併殺はならず。名原のセンター前ヒットで一二塁とされ、大盛のショートゴロは熊谷が二塁へ送球したが判定はセーフ。藤川監督のリクエスト申請も判定は覆らず満塁に。しかし代打持丸を一塁ゴロに打ち取り締めくくった。高橋遥が開幕から10連勝で連敗を止めた。ヒーローインタビューは決勝打でこの日誕生日の中野。

愛すれどTigers週間MVP
投手……工藤泰成 160kmの剛速球がうまく荒れて三振の山を築く。ここまで投げるたびに成長している感じだ。昨シーズンの石井を彷彿とさせる。工藤が安定してきたら、これまでよりも勝ちパターンのリリーフが固定できる。木下も少しずつ自信を持った投球ができてきている。石黒や津田がこれに続く事ができるか。
野手……中野拓夢 トップバッターの高寺の出塁率があがってきたことにより、中軸につなぐ中野の存在感が増している。誕生日となったカープ戦での決勝打など、ここというところでの一打が目立った。打線がつながれば、投手陣も安心して投げられるというものだ。

 次節は甲子園球場で6連戦。まずはドラゴンズ3連戦。なかなか調子があがらない相手だけに、取りこぼしは防ぎたい。続くは先週と同じ顔合わせとなるカープ3連戦。ここらあたりで伊原なども先発復帰が期待できる。下位2チームと本拠地に腰を据えて対戦という好条件。ここらあたりで挽回を期待したい。
 骨折で離脱していた近本がバッティング練習を開始。アキレス腱断裂の石井もブルペンで捕手を立たせて投球できるところまで回復している。あとしばらくは辛抱して復帰を待ちたい。近本の分は高寺や福島、石井の分は工藤や木下、石黒でカバーできる目途がついてきた。焦ることなく回復を待ちたい。
 メッツ傘下のマイナーチームからアンダーソン・セベリーノ投手を獲得。左腕のリリーフ要員として期待されている。ドリス以外の外国人投手が期待外れに終わっているだけに、セベリーノはどうなのか、まずはファームでの投球結果を待ちたい。

(2026年6月29日記)


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