愛すれどTigers


下村、今朝丸、颯爽とデビュー

 今節は甲子園球場で6連戦の予定だったが、ドラゴンズ戦もカープ戦も2戦目に予定されていた試合は雨で中止。ドラゴンズ第1戦は才木とマラーが好投し、延長戦となって森下のサヨナラホームランで先勝。1日置いた第2戦、森下のホームランで先制したが、プロ初登板初先発の下村が同点に追いつかれ、延長となり及川が打たれて敗れ、このカードは1勝1敗。続くカープ第1戦は大竹が打たれ、打線もふるわず連敗。1日置いた第2戦は村上が粘り、相手のミスにつけこんで一気に得点し連敗を止め、このカードも1勝1敗。今節は2勝2敗。今季通算39勝33敗1分の勝率.542でジャイアンツと同率首位。3位スワローズとは1.5差。で並ぶ。今節はついに初登板を果たした下村と今朝丸の好投が光った。ファームで調整中の立石とともに、今後のタイガースを担うことが期待される。混戦から抜け出せないが、リリーフで台頭してきた工藤、木下、石黒、津田らとともにわくわくさせてくれる。

◎ドラゴンズ12回戦……3-2
 タイガースは才木、ドラゴンズはマラーの投手戦。1回表、岡林にレフト前ヒットを打たれるも、山本のバスターエンドランは一塁へのライナーとなり、走っていた岡林は帰塁できず併殺に。村松はセンターフライに打ち取る。それでも才木は立ち上がりは不安定。2回表、2死から板山にセンター前ヒットを打たれ、石川昂の打席で二盗。医師しか若生のレフト前タイムリーーヒットで先制を許す。加藤のライト前ヒットで一二塁とされたが、マラーを空振り三振に取り、最少失点にとどめた。3回表、岡林に左中間を破る二塁打を打たれ、2死後、細川を歩かせ一二塁とされたが、サノーを一邪飛に打ち取り切り抜ける。3回裏、1死から才木が歩き、高寺のライト前ヒットで一二塁に。しかし中野はレフトフライに倒れ、森下は三塁ゴロで同点機を逸する。その後は両投手の好投で試合は動かず、6回裏、森下のレフトスタンドへのソロホームランでついに同点に追いつく。マラーは6回1失点で交代。7回裏、二番手橋本から梅野隆がレフト前ヒットで出ると、熊谷のバントで二進。しかし代打前川はショートへのフライに倒れ、高寺も空振り三振で勝ち越せず。才木は7回1失点で交代。8回表、二番手工藤は代打福永の肩口に当たる死球で動揺したか、岡林のバントで二進、代打阿部に左中間を破るタイムリー二塁打を打たれてリードを許す。阿部の代走に村松。細川の打席で村松が二盗し二三塁に。しかし細川を三塁ゴロ、サノーを空振り三振に打ち取って最少失点にとどめた。8回裏、三番手は吉田。1死から森下は左ひじに死球。佐藤輝が歩き一二塁に。大山のショートゴロで二封され一三塁に。濱田は一塁の頭を越すタイムリーヒットで同点に。濱田の代走に小野寺。なおも一三塁と攻めたが、梅野隆は見逃し三振。9回表、三番手ドリスは1死から石川昂を歩かせ、加藤のバントで二進。しかし福永をライトフライに打ち取る。9回裏、四番手齋藤の前に熊谷、代打福島、高寺が三者連続空振り三振に倒れ、試合は延長戦に。10回表、四番手岩崎は三者凡退に抑え、10回裏、クローザーの松山から森下がレフトスタンドにこの試合2発目となるサヨナラソロホームランを放ち、決着をつけた。岩崎が今季初勝利。ヒーローインタビューは移籍初打点が同点打となった濱田とサヨナラホームランの森下。
◎ドラゴンズ13回戦……2-3
 ドラゴンズの先発は柳。1回裏、森下のレフトスタンドへのソロホームランで先制。タイガースの先発はプロ初登板初先発の下村。2回表、細川に初被安打となるレフト前ヒットを打たれたが、サノーをショートゴロ併殺に打ち取り、石伊もショートゴロ。いずれも熊谷の好守で下村を盛り立てる。3回表、石川昂にショート内野安打を打たれ、1死後、柳のバントで二進。岡林を歩かせ一二塁とされたが、福永を投手ゴロに打ち取り切り抜ける。4回裏、中野が右中間を破る二塁打を放つと、森下の打席で柳が暴投し中野は三進。森下の三塁ゴロの間に中野が生還し2点差とする。5回表、勝利投手の権利がかかる下村が打たれる。石伊はショートへの内野安打。石川昂のセンター前ヒットで一三塁とされ、鵜飼にセンター前に落ちるタイムリーヒットを打たれて1点差に。柳のバントは下村が好守で三封。しかし岡林にライト線にタイムリー二塁打を打たれて同点とされる。福永への死球で1死満塁に。しかし村松を内角球で空振り三振に取ると、細川をライトフライに打ち取りリードは許さず。下村は5回2失点で交代。6回表、二番手木下里はサノーにレフトフェンスに当たるシングルヒットを打たれるも石伊を見逃し三振、石川昂と鵜飼を連続空振り三振に取る。木下里は7回表も好投。6回裏、1死から中野と森下の連打と佐藤輝の四球で満塁としたが、大山は一塁へのフライ、濱田は三塁ゴロで得点できず。7回裏、1死から熊谷がライト前ヒット、代打前川のライト前ヒットで三進。前川の代走に小野寺。高寺の一塁ゴロはサノーが本塁へ送球、帰塁する熊谷は三塁に追いこまれタッチアウト、三塁を狙った小間寺もタッチアウトでチャンスはついえた。8回表、三番手ドリスは村松と細川の連打とサノーへの四球で満塁とされたが、石伊と石川昂を連続空振り三振に取り、鵜飼はセンターフライに打ち取りなんとか切り抜ける。柳は7回2失点で交代。8回裏、二番手橋本から中野が一塁内野安打を放ち森下の三塁ゴロで二進。しかし佐藤輝は二塁へのフライ、大山は申告敬遠で一二塁としたが、濱田は三塁ゴロに倒れ得点機を逸した。9回表、四番手岩崎は1死から岡林にレフト線に二塁打を打たれるも福永と村松を連続見逃し三振に取る。9回裏、三番手吉田の前に三者凡退。プロ入り初打席の百崎は見逃し三振。試合は延長戦に。10回表、五番手工藤は1死からサノーを歩かせ、代走に尾田。石伊の三塁ゴロの間に尾田は二進。しかし石川昂を見逃し三振に取り、切り抜ける。10回裏、四番手齋藤に対し1死から中野がライト線に二塁打を放つ。森下は申告敬遠。しかし佐藤輝は空振り三振。ここで五番手の藤嶋が登板。大山は右邪飛に倒れ勝ち越せず。11回裏、六番手及川は鵜飼にセンター前ヒットを打たれ、田中のバントで二進。岡林のショートゴロで三進。山本を歩かせ一三塁としたが、代打阿部にセンター前タイムリーヒットを打たれてついにリードを許す。11回裏、クローザーの松山に対し、1死から代打木浪がライト前ヒットを放ち、代走に植田。しかし熊谷はライトへのフライに倒れ、代打嶋村の打席で植田が二盗するも、嶋村は空振り三振に倒れ、逃げ切られた。4時間を超える熱闘も敗れて首位陥落。
◎カープ11回戦……1-5
 カープの先発は森。1回裏、2死から森下翔がレフト前ヒットを放つも佐藤輝は見逃し三振。タイガースの先発は大竹。2回表、坂倉にライト前ヒットを打たれたが、小園の空振り三振と坂倉の二盗失敗で2死に。モンテロには二塁内野安打を打たれ、佐々木を歩かせて一二塁に。ここは石原をショートゴロに打ち取り切り抜けた。3回表、森にレフト前ヒット、名原にレフト線に二塁打を打たれ二三塁に。大盛のセンター前タイムリーヒットで先制される。菊地の一二塁間の当たりは中野が飛びこむも届かずライト前タイムリーヒットとなり2点差に。一二塁から坂倉の二塁ゴロで二封するも併殺は取れず。一三塁から小園にライト前タイムリーヒットを打たれて3点差に。モンテロにはレフトフェンスに当たる2点タイムリー二塁打を打たれ、5点差とされる。モンテロは二三塁間で挟殺。大竹は3回5失点で降板。4回表、プロ入り初登板の今朝丸は三者凡退のデビュー。5回表も三者凡退。5回裏、前川右にライトポール際に飛びこむソロホームランが出て4点差とした。6回表、1死からモンテロにレフト前ヒットを打たれ、今朝丸はプロ入り初の被安打。モンテロの代走に矢野。佐々木のライト前ヒットで一三塁とされる。石原のスクイズは今朝丸が好捕し本塁へグラブトスし、矢野は三本間で挟殺。その間に走者は進塁し二三塁に。森を歩かせて満塁とされたが、名原を三塁ゴロに打ち取り、ピンチを脱した。7回表、三番手の石黒は大盛の肩口に死球。菊地のバントで二進し、坂倉のセンターフライで三進。しかし小園を二塁ゴロに打ち取り切り抜ける。8回表、四番手及川は三者凡退に抑える。森は7回1失点で交代。8回裏、二番手遠藤の前に三者凡退。9回表、五番手津田は前川右や木浪の好捕もあり三者凡退に抑える。9回裏、クローザーの森浦に対し1死から中野のショートゴロエラーで走者を出すも森下はライトフライ、佐藤輝は空振り三振で連敗。カープ投手陣の前に2安打では勝ち目無し。今朝丸、石黒、津田の好投が救い。
◎カープ12回戦……6-2
 雨中の試合開始。試合途中、雨が強くなったり弱くなったりしたが、なんとか試合をする事ができた。タイガースの先発は村上。1回表、1死から大盛にライト前ヒットを打たれ、菊池の打席で大盛は二盗。菊地は三塁へのライナーに打ち取ったが、坂倉のセンター前タイムリーヒットで先制される。2回表、野間にレフト線に二塁打を打たれたが、後続を断つ。カープの先発は床田。2回裏、佐藤輝のセンター前ヒットと大山のライト前ヒットで一三塁とし、前川右の一塁前の当たり損ねのゴロは一塁にベースカバーに誰も入れずタイムリー内野安打となる。これで同点に。1死後、坂本が歩いて満塁としたが、後続を断たれて勝ち越しはならず。4回表、1死から小園のレフト前ヒットと野間への四球、佐藤慶の投手ゴロは村上が二塁へ悪送球し、満塁に。しかし床田の二塁ゴロで本封し、坂本が一塁へ送球して併殺とし、得点を許さず。4回裏、大山がセンター前ヒットを放ち、1死後、木浪の打席で石原が捕逸して二進。しかし木浪は空振り三振。坂本は申告敬遠で一二塁としたが、村上は空振り三振。5回裏、1死から中野のライト前ヒット、森下翔のレフト前ヒットで一二塁とし、佐藤輝のライト前ヒットは野間が後逸し、返球も悪送球となり、その間にutks森下に次いで、打った佐藤輝も生還して3点差とする。2死後、前川右のライトスタンドへのソロホームランで4点差に。床田は5回4失点で降板。6回裏、二番手辻から坂本がライト前ヒットを放つも、代打熊谷のバントは石原が二封。後続を断たれて追加点は取れず。村上は6回1失点で交代。7回表、二番手工藤はセンター前ヒットの佐藤啓を置いてモンテロに左中間を破るタイムリー二塁打を打たれ3点差とされる。しかし、石原を空振り三振に取り、名原の二塁ゴロでモンテロは三進。大盛を空振り三振に取り追加点は許さず。7回裏、三番手島内に対し1死から佐藤輝がレフト前ヒットを放つも後続を断たれる。8回表、三番手岩崎は菊池に二塁の頭を襲うライナーを打たれるも中野が好捕。坂倉のレフト前ヒットと代打先のセンター前ヒットで1死一二塁とされ、佐藤啓のライト前タイムリーヒットで2点差とされる。佐藤啓の代走に辰見。代打ファビアンの打席で辰見が二盗を試みるが坂本の送球でタッチアウト。新井監督のリクエスト申請も判定は覆らず。8回裏、四番手中崎から代打福島が投手強襲安打で出ると、坂本はバントしたが、捕邪飛に。しかし熊谷のレフト前ヒットで一三塁とし、高寺のライト前タイムリーヒットで再び3点差に。9回表、クローザーのドリスはファビアンにレフトスタンドにソロホームランを打たれて2点差とされたが、代打持丸を見逃し三振、名原を三塁ゴロに打ち取り、大盛をレフトフライに打ち取ったが、小野寺が落球。大盛はそれを見て二塁へ進もうとしたが、熊谷の好返球で一塁に戻るもタッチアウトで試合終了。ドリスは11セーブ。ヒーローインタビューは7勝目の村上と同点打と2試合連続ホームランの前川右。

愛すれどTigers週間MVP
投手……村上頌樹 先発投手陣の柱として、今節も好調とはいえないまでも粘りの投球で試合を作り、7勝目をあげた。勝ち投手にはなれなかったが、才木も悪条件の中踏ん張っている。この2人に高橋遥を加えた3本柱がしっかりしているから、下村を先発させるなどの冒険もできると言える。
野手……森下翔太 ドラゴンズ戦ではサヨナラホームラン、先制ホームランを含む3発で20ホームランに到達。なかなかヒットが出ていなかった佐藤輝を突き放した格好だ。ここから佐藤輝とのホームランキング争いが始まるかと思うと、わくわくしてくるではないか。次点はカープ戦で2試合連続ホームランの前川。

 次節はまずは東京ドームで同率首位のジャイアンツ3連戦。雨中止の心配はなく、なかなか打線が振るわないジャイアンツ相手に高橋遥らがどれだけ失点を防ぐか。佐藤輝が復調してくれば、好投するジャイアンツ投手陣から確実に得点してもらいたい。続くは甲子園で3位につけているスワローズ3連戦。一時の勢いが落ちてきているが、油断はできない。上位を争う2チームと当たる次節が、今後のペナントレースの行方に大きなポイントとなりそうだ。東京ドームで今朝丸がジャイアンツ打線を抑えこむ場面なんて、見てみたいよねえ。近本も実践復帰が近い。ペナントレースはここからですよ、ここから。

(2026年7月6日記)


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