愛すれどTigers


大山が2試合連続サヨナラ打

 今節はまず京セラドーム大阪でスワローズ3連戦。初戦は村上と吉村の投手戦は土壇場で佐藤輝と大山の連続ホームランでサヨナラ勝利。第2戦は伊藤将が好投し、終盤追いつかれたが大山のサヨナラ犠飛で連勝。第3戦は打線が高橋奎の前に沈黙し連勝が止まる。このカードは2勝1敗。横浜スタジアムに移動しベイスターズと3連戦。第1戦はルーカスが何とか抑え、打線の援護もあり先勝。雨天中止をはさみ、第2戦は同点から9回にレイノルズを打ち崩し森下の決勝打で連勝。このカードは2勝0敗。今節は4勝1敗。今季通算63勝47敗1分の勝率.573で2位ジャイアンツと3.5差。3位にベイスターズが浮上し12.5差。上り調子のベイスターズを叩き、ジャイアンツは打線がつながらず負けがこみ、次節にはいよいよ優勝マジックナンバーが点灯する可能性が高くなってきた。中軸だけに頼るのではなく、下位打線にも当たりが出てきたのが大きい。連覇に向かい大きく前進したと言っていいだろう。

◎スワローズ16回戦……3-2
 タイガース村上、スワローズ吉村の投手戦。1回表、長岡にセンター前ヒットを打たれると、岩田のライト前ヒットで長岡は三進し、一三塁に。宮本の打席で村上は一塁牽制。判定はセーフだったが、藤川監督のリクエスト申請で覆りアウトに。宮本は浅いライトフライで長岡は生還できず、増田もライトフライに打ち取り切り抜ける。1回裏、1死から中野がライト前ヒット、森下が歩き一二塁とし、佐藤輝のライト前タイムリーヒットで先制する。2回表、古賀のライト方向へのライナーを中野がジャンプして捕球しアウトに。ただ、中野はこれでアクシデントがあったか4回の守備から熊谷に交代した。2死後、伊藤琉が歩き、吉村のライト前ヒットで一二塁に。武岡のセンター前タイムリーヒットで同点とされる。3回表、1死から宮本にレフト線に二塁打を打たれるが、増田はレフトへのフライに打ち取る。古賀は歩かせたが、西村をレフトへのフライに打ち取り切り抜けた。4回表、伊藤琉にライト前ヒットを打たれ、吉村のバントで二進。しかし後続を断つ。6回表、古賀に右中間を破る三塁打を打たれ、西村のセンターへの犠牲フライで勝ち越される。村上は6回2失点で交代。7回表、二番手及川は三者凡退に抑える。8回表、三番手湯浅は赤羽にレフト前ヒットを打たれたが、増田を二塁ゴロ併殺に取る。古賀にもライト前ヒットを打たれるも西村は二塁ゴロに打ち取る。吉村は7回1失点で続投の用意をしていたが、アクシデントがあったか交代。8回裏、急遽登板の二番手星の前に三者凡退。9回表、四番手桐敷は伊藤琉を歩かせ、代打山野辺のバントで二進。武岡の二塁ゴロで三進長岡には背中に死球で一三塁に。しかし岩田を見逃し三振に取って切り抜けた。9回裏、クローザーの清水に対し森下は空振り三振。しかし佐藤輝がライトスタンドに同点のソロホームランを放つと、続く大山はレフトポール際にサヨナラのソロホームランを放ち、逆転勝利。2者連続ホームランでのサヨナラ勝利は球団史上初。桐敷が今季初勝利。ヒーローインタビューは先制打と同点ホームランの佐藤輝とサヨナラホームランの大山。
◎スワローズ17回戦……2-1
 タイガース伊藤将、スワローズ山野の投手戦。1回表、長岡の背中に当たる死球と並木のバントで1死二塁に。鈴木叶のライトフライで三進。しかしサンタナを空振り三振に取り切り抜ける。1回裏、近本がライト前ヒットで出ると、熊谷は空振り三振に倒れ、森下の空振り三振の間に近本は二盗。しかし佐藤輝は二塁へのフライに倒れる。2回表、1死から西村にライト前ヒットを打たれ、内山にもレフト線へ二塁打を放たれて二三塁に。しかし山野を空振り三振に取ると、伊藤琉も空振り三振にとってここも切り抜けた。4回表、サンタナにライト前ヒットを打たれ、赤羽のバントで二進。西村を空振り三振に取り、内山は申告敬遠。山野をレフトフライに打ち取る。5回裏、大山がバットを降りながらもレフト前に落とすヒットで出ると、坂本のレフト前ヒットで一二塁に。谷端のバントで二三塁に。しかし岡城は空振り三振。伊藤将はショートゴロに倒れる。伊藤将は6回無失点で交代。7回表、二番手木下は1死から山野を歩かせるも伊藤琉を三塁ゴロ併殺に取る。8回表、三番手岩崎は長岡を歩かせ並木のバントで二進。鈴木叶はショートへのライナーに打ち取ったが、モンテルは申告敬遠。赤羽も歩かせて満塁とされ、西村には押し出し四球で先制される。ここで岩崎は降板。四番手の神宮は内山を見逃し三振に取り、追加点は許さず。9回表、五番手及川は三者凡退に抑える。山野は8回無失点で交代。クローザーとして9回裏、廣澤が起用される。森下がセンター前ヒットで出、代走に植田。佐藤輝の打席で植田は二盗。捕手鈴木叶の悪送球の間に三進。佐藤輝のライト前タイムリーヒットで同点に。大山はセンターへのフライに倒れ、坂本の打席で佐藤輝が二盗。しかし坂本は空振り三振。代打前川は申告敬遠。代打高寺も歩いて満塁としたが、代打伏見は三塁ゴロに倒れ、試合は延長戦に。10回表、六番手工藤は1死から鈴木叶にライト前ヒットを打たれたが、モンテルは三塁ゴロで二封。赤羽を空振り三振に取り、打線の援護を待つ。10回裏、三番手星から近本がセンター前ヒット。熊谷のバントで二進。植田はセンター前に落ちるテキサス性のヒットで一三塁とし、佐藤輝は申告敬遠で満塁に。大山のレフトへの犠牲フライで2試合連続のサヨナラ勝利。工藤が3勝目。ヒーローインタビューは好走塁とつなぎのヒットのでサヨナラ勝利を演出した植田、同点打の佐藤輝。サヨナラ犠飛の大山。ジャイアンツがベイスターズに連敗したため、ゲーム差は4.0に。
◎スワローズ18回戦……1-4
 スワローズの先発は高橋奎。1回裏、近本がライト前ヒットを放ち、1死後、森下のレフト前ヒットで一二塁とするが、佐藤輝はライトフライ。近本は三進。大山は二塁ゴロで先制点は取れず。2回裏、1死から坂本がレフトスタンドにソロホームランを放ち先制。タイガースの先発は下村。3回表、1死から武岡にライトスタンドに同点のソロホームランを打たれる。4回表、1死から増田と西村の連打で一三塁とされたが、内山を空振り三振、松本直を三塁ゴロに打ち取り切り抜ける。4回裏、大山が歩き、1死後、坂本のセンター前に落ちるテキサスヒットで大山は三進し一三塁とする。元山のセーフティスクイズは一塁宮本が奪取して本塁へ好送球し、大山は本塁憤死。下村は空振り三振で好機を逸する。5回裏、しあいせいりつで近本が公式戦通算1000試合出場を達成。6回表、岩田にレフト前ヒットを打たれ、1死後、増田のショートゴロで二封。西村の打席で増田が二盗。西村は四球で一二塁に。内山に右中間を破る2点タイムリー二塁打を打たれ、ここで下村は降板。二番手の湯浅は松本直に右中間を破るタイムリー二塁打を打たれて3点差に。武岡を申告敬遠し、高橋奎は見逃し三振に取り、追加点は許さず。6回裏、大山のライト前ヒット、前川のセンター前ヒットで一二塁としたが、坂本は見逃し三振、元山は捕邪飛、代打中野はショートライナーに倒れ、反撃はならず。7回表、三番手桐敷は三者凡退に抑える。高橋奎は6回1失点で交代。7回裏、二番手ウォルターズに対し2死から森下が捕手へのゴロ。これを松本直が悪送球して出塁したが、佐藤輝はレフトフライに打ち取られた。8回表、四番手セベリーノは三者凡退に抑える。8回裏、三番手リランソの前に三者凡退。9回裏、五番手神宮は松本直を三塁ゴロに打ち取るが、佐藤輝の送球を大山が落球して先頭打者の出塁を許す。しかし武岡をレフトフライに打ち取ると、代打サンタナは見逃し三振、長岡は空振り三振で切り抜ける。9回裏、クローザーの清水から元山がセンター前ヒットを放つも代打伏見は空振り三振。近本の三塁ゴロで二封。高寺は一塁ゴロに倒れ、連勝ストップ。ジャイアンツはベイスターズ藤浪の自滅に乗じて勝ったのでゲーム差は3.0に。
◎ベイスターズ17回戦……4-1
 タイガースの先発はルーカス。1回裏、1死から牧にセンター前ヒットを打たれ、2死後、エンカーナシオンにレフト線に二塁打を打たれて二三塁とされたが、宮崎を三塁ゴロに打ち取り切り抜ける。2回裏、1死から宮下にライトスタンドにソロホームランを打たれて先制される。ベイスターズの先発は平良。3回表、1死から元山の二塁へのフライは牧が落球して元山は二進。しかしルーカスは空振り三振、近本も空振り三振と相手のミスにつけこめない。3回裏、2死から度会とエンカーナシオンを歩かせたが、ここも宮崎を二塁ゴロに打ち取って切り抜けた。4回表、1死から森下がレフトスタンド中段に同点のソロホームランを放つと、2死後、大山が右中間を破る二塁打を放ち、前川がライト線にタイムリー二塁打を放ち勝ち越す。4回裏、佐野恵にセンター前ヒットを打たれると、宮下の三塁ゴロで二封。戸柱の投手ゴロの間に佐野恵は二進。しかし平良を投手ゴロに打ち取り、ここも切り抜けた。5回表、1死からルーカスの二塁ゴロを牧がこぼしてエラーで出塁。近本の二塁ゴロで二進。しかし高寺は二塁ゴロに倒れる。5回表、1死から牧にライトのフェンスに当たる二塁打を打たれたが、度会とエンカーナシオンをセンターフライに打ち取りなんとか1点差を守り切る。6回表、森下と佐藤輝は連続空振り三振。大山の一塁ゴロは佐野恵が一塁へ悪送球しエラーで出塁。前川のライト線の二塁打で二三塁としたが、坂本誠は空振り三振に倒れ、追加点が取れない。ルーカスは5回1失点で交代。6回裏、二番手木下は三者凡退に抑える。平良は6回2失点で交代。7回表、二番手中川虎に対し1死から代打中野が右中間に二塁打を放つも、近本と高寺は凡退。7回裏、三番手及川も三者凡退に抑える。8回表、三番手伊勢から佐藤輝がライトスタンドにソロホームランを放ち2点差に。8回裏、四番手ドリスは1死から度会に二塁打を打たれるが、エンカーナシオンの投手へのライナーを好捕。しかし二塁へは送球がそれて併殺はならず。それでも宮崎を二塁ゴロに打ち取る。9回表、四番手坂本裕から坂本誠がライトスタンドにソロホームランを放ち3点差に突き放す。9回裏、クローザーの工藤は宮下と戸柱を連続空振り三振に取るなど三者凡退で逃げ切った。工藤は3セーブ。ヒーローインタビューは来日初勝利のルーカス。ジャイアンツもカーブに勝ったのでゲーム差は変わらず。
◎ベイスターズ18回戦……5-3
 ベイスターズの先発は石田裕。1回表、2死から森下がレフトスタンドに先制のソロホームランを放つ。2回表、1死から伏見が腰に死球。元山が歩いて一二塁とし、高橋遥がバントするも石田裕の好判断で三封。近本は二塁ゴロで追加点は取れず。タイガースの先発は高橋遥。2回裏、エンカーナシオンにライト前ヒットを打たれ、宮崎の二塁ゴロで二進。しかし宮下と勝又を凡退させる。3回表、1死から森下が三塁強襲安打。佐藤輝がライト線に二塁打を放ち二三塁とし、大山の二塁ゴロの間に森下が生還して2点差とする。3回裏、古市にライト前に落ちるテキサス性のヒットを打たれ、石田裕のバントは伏見が素早く二封し、元山が一塁へ送球するも判定はセーフに。藤川監督のリクエスト申請で判定が覆り併殺に。度会の投手ゴロは高橋遥が素手でつかんで送球し、判定はアウト。相川監督のリクエスト申請も判定は覆らず投手ゴロ。4回裏、1死から筒香のセンター前ヒットとエンカーナシオンの左中間を破る二塁打で二三塁とされ、宮崎を歩かせ満塁に。宮下を空振り三振に取るも、勝又の投手ゴロは高橋遥がこぼして捕りにいくところを勝又と交錯し高橋遥は昏倒。ダグアウトで治療し、マウンドに戻るも高橋遥のエラーで1点差とされる。古市を三塁ゴロに打ち取り最少失点でとどめる。5回裏、2死から牧に二塁打を打たれ、筒香のライト前ヒットで一三塁とされたが、エンカーナシオンをライトフライに打ち取り切り抜けた。6回表、佐藤輝のライト線への二塁打と大山のライトフライで1死三塁とし、前川は空振り三振に倒れたが、伏見のライト前に落ちるタイムリーヒットで2点差に戻す。ここで石田裕は降板。二番手中川虎の前に元山は一塁ゴロ。高橋遥は5回1失点で交代。6回裏、二番手木下は宮崎と勝又のヒット、代打佐野恵への四球で1死満塁とされるが、代打松尾をショートゴロ併殺に打ち取る。7回表、三番手ルイーズの前に三者凡退。7回裏、三番手及川は1死から牧にレフトスタンドにソロホームランを打たれて1点差とされ、筒香にセンター前ヒットを打たれて降板。四番手神宮はエンカーナシオンを三塁ゴロに打ち取り二封。宮崎は一塁ゴロに打ち取りプロ入り初ホールド。8回表、四番手浜地から森下が三塁内野安打を放つも佐藤輝は空振り三振。大山のレフト前ヒットで一二塁としたが、代打坂本誠は空振り三振。代打木浪は二塁ゴロで得点できず。8回裏、五番手は湯浅。宮下に右中間に二塁打を打たれ、勝又を歩かせ、代打林のバントで二三塁に。松尾のショートゴロは本塁へ送球し、宮下は三本間で挟殺。一三塁となったところで六番手岩崎と交代。度会にライト前タイムリーヒットを打たれて同点とされる。9回表、五番手レイノルズから元山がライト前ヒットを放ち、他政争に熊谷。高寺の一塁ゴロで二進。近本のライトフライで三進。中野が歩いて一三塁に。森下の打席で中野が二盗し二三塁とすると、森下はライト前に2点タイムリーヒットを放ち勝ち越す。なおも佐藤輝のライト前ヒットで一三塁としたが、大山は二塁ゴロに倒れる。9回裏、クローザーの工藤は筒香とエンカーナシオンを連続三振に取り、宮崎を二塁ゴロに打ち取り逃げ切った。岩崎が3勝目。工藤は4セーブ。ヒーローインタビューは先制ホームランと決勝打の森下。ジャイアンツがカープに敗れたためゲーム差は3.5に。

愛すれどTigers週間MVP
投手……木下里都 クローザーに定着した工藤も同時受賞、でもよかったけれど、先発が早めにマウンドを降りたところでしっかりと無失点でつないだ木下がいなければ、今節の連勝はなかったのではないか。コントロールにいくぶん難はあるけれど、とにかく160km前後の速球でねじ伏せる。シーズン前半で打たれても辛抱強く起用してきた藤川監督の戦略がここにきて実を結びつつある。
野手……大山悠輔 なんといっても2試合連続のサヨナラ打、特にスワローズ初戦の佐藤輝との連続ホームランにはしびれた。たとえ不調でも休養を取らせながら起用し続けてきた監督の信頼に、この時期にこたえるというのが頼りになる証拠。次点は人が違ったようにホームランを打ちまくる坂本と下位打線でここというところで効果的に出塁し、守備も安定している元山。

 次節はバンテリンドームでドラゴンズ3連戦。伊原と才木の抹消で先発投手陣は苦しいが、ここでベテラン西勇が初戦に先発起用。選手生命をかけた投球になる。下位で苦しむドラゴンズに取りこぼしてはいけない。続いて甲子園球場に戻ってジャイアンツ3連戦。ここで直接叩けば、確実にマジックナンバー点灯。そして一気に減らす事ができる。初戦は私は今季唯一の甲子園での公式戦観戦なんです。勝ってくれよ!
 伊原投手が女声に暴力をふるったことが写真週刊誌FRIDAYで暴露され、登録抹消。このままプロの世界から消えてしまうかもしれない。いや、タイガースが自由契約にしたらジャイアンツが恥も外聞もなくとりに来るか。何にしてもこの大事な時期に事件発覚とは……。外れ1位で獲得したスカウトが一番悔しい思いをしているのではないか。むろん今季は伊原が試合に出ることはないだろう。何をしてくれたのかと腹が立つ。
 朗報は、ファームの公式戦で石井投手が登板し、無失点という結果。木下と工藤がいるから慌てて一軍に上げる必要はない。万全の状態になるまで待とう。その時にはもうマジック減らしの一角として活躍してくれるに違いないのだから。

(2026年8月24日記)


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