今節は甲子園球場でカープ3連戦の予定が1日目と3日目は雨で中止。なんとか試合ができた初戦は高橋遥のが力尽きて敗れる。続いて東京ドームでのジャイアンツ戦は村上が最少失点に抑えたが竹丸を打てず敗れる。甲子園球場に戻ったドラゴンズ3連戦は初戦、才木と高橋宏とがそれぞれ9回完封の好投を見せたが、木下が打たれて敗れ、第2戦はマラーにホームランを含む4打点と暴れられた上に完封負け。第3戦はルーカスからリリーフ陣につないだが、柳の好投と石伊がサノーに決勝ホームランを打たれてこのカードは0勝3敗。今節は0勝5敗。今季通算69勝57敗1分の勝率.548で2位ジャイアンツと0.5差。3位ベイスターズとは5.5差。前節から続けて7連敗中で、特に絶好調のベイスターズに差を詰められた。それでもジャイアンツもベイスターズに3連敗したためマジックナンバーは14にまで減った。とにかく打線の湿り具合が厳しい。投手陣は最少失点に抑えていても3試合連続完封を食らうなど、底の状態にある。
◎カープ19回戦……1-3
雨の影響で31分遅れて試合開始。阪神園芸が土を入れて試合開始にこぎつけるからすごい。タイガースの先発は高橋遥。1回表、1死から菊池の三塁ゴロを佐藤輝が大きく弾いてエラーで出塁。中村奨の二塁内野ゴロで一二塁に。坂倉の一塁ゴロは大山が二封。佐々木をセンターフライに打ち取って切り抜ける。カープの先発は床田。1回裏、近本がレフト前ヒットを放ち、中野のバントで二進。しかし森下翔は捕邪飛、佐藤輝は一塁ゴロに倒れる。以後、床田はテンポよくタイガース打線を抑える。3回表、1死から大盛がレフト前ヒット。菊池は空振り三振に取ったが、中村奨にはレフト前ヒットを打たれる。一三塁の窮地も、坂倉を二塁ゴロに打ち取りまたも切り抜ける。4回表、1死から佐藤啓にセンター前ヒットを打たれ、2死後、勝田のライト前ヒットで一二塁とされるが床田を二塁ゴロに打ち取る。4回裏、2死から佐藤輝がセンター前ヒットで出るが、大山はライトフライに倒れる。5回裏、1死から伏見が歩き、元山は三邪飛に倒れたが、高橋遥はライトフェンス直撃の二塁打を放ち、伏見が一気にホームを狙うが、間一髪で憤死。7回表、ついに近橋遥が息切れ。1死から床田にショート内野安打を打たれると、大盛には右肩へ死球。ここで高橋遥は交代。二番手は木下。菊地にレフト線にタイムリー二塁打を打たれて先制される。二三塁とされ、中村奨のレフト前2点タイムリーヒットで3点差とされる。それでも坂倉と佐々木を連続空振り三振に取り、大量点は許さず。7回裏、2死から前川がフェンスまで打球を飛ばし、ライト佐々木がいったんは捕球したがグラブからこぼれた球がフェンスに当たり、二塁打に。しかし伏見はショートゴロに倒れる。8回表、三番手岩崎は2死から勝田に投手強襲安打を打たれたが床田を二塁へのフライに打ち取る。9回表、四番手ドリスは2死から中村奨にセンター前ヒットを打たれたが坂倉は空振り三振。床田は8回無死点で交代。9回裏、クローザーの森浦に対し1死から森下翔がバックスクリーンにソロホームランを放つが、反撃はそこまで。佐藤輝はセンター前ヒットを放ったが、大山と前川は連続空振り三振で逃げ切られた。床田のテンポよい投球に魅入られたように凡打の山を積み重ねてしまった。ジャイアンツがドラゴンズに勝ったため、マジックは前日減った17と変わらず。
◎ジャイアンツ24回戦……0-1
タイガース村上、ジャイアンツ竹丸の投手戦。1回表、近本が三塁への内野安打で出るも、立石はレフトフライ、森下が歩き一二塁としたが、佐藤輝は二塁ゴロ併殺。2回表、大山がレフト前ヒットで出るも、後続は三者凡退。2回裏、坂本勇にレフト前ヒットを打たれ、泉口を歩かせ一二塁に。丸は二塁ゴロで二封し一三塁に。松本にレフト線にタイムリー二塁打を打たれて先制される。しかし竹丸を空振り三振に取ると、浦田は歩かせて満塁とされたが、キャベッジを空振り三振に取り最少失点にとどめる。3回表、村上と近本は連続空振り三振に倒れたが、立石はレフト前ヒット。しかし森下はセンターフライに倒れる。村上は5回1失点で交代。6回裏、二番手石井は三者凡退に抑える。7回表、佐藤輝と大山は連続空振り三振に倒れたが、中野はレフト前ヒット。しかし坂本誠は投手ゴロに倒れる。7回裏、三番手及川は丸にレフト前ヒットを打たれ、代走に佐々木。松本のバントは親皮が二封。代打石塚と浦田を凡退させて切り抜ける。竹丸は7回無失点で交代。8回表、二番手堀田の前に三者凡退。8回裏、四番手木下はキャベッジにレフト線に二塁打を打たれ、代走に鈴木大。しかしダルベックを空振り三振に取ると、大城の二塁ゴロで鈴木大は三進。坂本勇を一邪飛に打ち取り、ここも切り抜けた。9回表、クローザーのマルティネスから立石がセンター前ヒットを放ち、代走に植田。しかし森下は三塁ゴロ併殺に倒れ、佐藤輝がライト前ヒットを放つも大山は二塁ゴロで逃げ切られた。ジャイアンツとのゲーム差は0.5に。マジックナンバーは17と変わらず。
◎ドラゴンズ23回戦……0-1
タイガース才木、ドラゴンズ高橋宏の投手戦。1回表、1死から村松にライト前ヒットを打たれるも細川の三塁ゴロで二封。ボスラーはライトフライに抑える。4回裏、1死から中野がショートへ内野安打を放ち、森下の打席で高橋宏の暴投で二進。森下はショートゴロに倒れ、佐藤輝は歩いて一二塁としたが、大山はライトフライに倒れる。5回表、2死から岡林にレフト前ヒットを打たれるも石伊を空振り三振に取る。5回裏、前川の三塁ゴロは石川昂が弾いてエラーで出塁。坂本のバントで二進。しかし元山は速球に押されて三邪飛。才木は二塁ゴロに倒れる。8回表、2死から石伊にレフト前ヒットを打たれたが高橋宏を空振り三振に取る。8回裏、1死後、元山の打席で石井が捕球時に右腕を痛めて加藤に捕手が代わるが、高橋宏は元山を空振り三振。才木のセンター前ヒットが出るが、近本は三塁へのフライに倒れる。才木はフォークボールが冴えて9回無失点。9回裏、中野がレフト前ヒットで出るが、森下はレフトフライに倒れる。佐藤輝のレフト前ヒットで中野は三進、一三塁とサヨナラのチャンスを作り、大山の打席で佐藤輝が二盗。しかし大山は空振り三振。前川は申告敬遠で満塁としたが、坂本はライトフライに倒れる。高橋宏は速球とカットボールでタイガース打線を9回無失点に抑え、試合は延長戦に。10回表、二番手工藤はボスラーとと石川昂を連続空振り三振に取るも、上林にセンター前ヒットを打たれると、岡林の当たり損ねのショートゴロは内野安打に。しかし加藤を空振り三振に取る。10回裏、二番手森博に対し2死から近本がライト前ヒットで出るも中野はショートゴロに倒れる。11回表、三番手木下里は代打サノーにレフト前ヒットを打たれて代走に樋口。福永のバントは2球続けてファールとなり、打って出て二塁ゴロで二封。村松の三遊間の当たりは元山が追いつくも送球できず内野安打で一二塁とされ、細川にレフト線にタイムリー二塁打を打たれてついに先制点を許す。ボスラーの一塁ゴロで村松は三本間で挟殺。なおも二三塁と攻められ、ボスラーの代走に田中。石川昂を空振り三振にとって最少失点にとどめる。11回裏、クローザーの松山の前に森下、佐藤輝、大山が三種凡退で逃げ切られ惜敗。ジャイアンツがベイスターズに敗れたため、マジックナンバーは16に。
◎ドラゴンズ24回戦……0-6
タイガースの先発は伊藤将。1回表、投手前内野安打の村松を置いて、細川にレフトスタンドら先生のツーランホームランを打たれる。ドラゴンズの先発はマラー。淡白な早打ちで助ける。1回裏、1死から中野がレフト前ヒットを放つも森下はショートゴロ併殺に倒れる。5回表、センター前ヒットの花田を置いてマラーにバックスクリーンに飛びこむツーランホームランを打たれ、4点差に。5回表、1死から大山がセンター前ヒットを放つも立石はショートゴロで二封。坂本はセンターフライ。伊藤将は5回4失点で降板。6回表、二番手の岡留は三者凡退に抑える。6回裏、2死から近本が左中間を破る二塁打を放つも中野は投手ゴロに倒れる。7回表、三番手神宮も三者凡退に抑える。7回裏、1死から佐藤輝が歩き、大山のレフト線の二塁打で二三塁としたが、立石は三塁ゴロ。坂本はレフトフライに打ち取られる。8回表、四番手セベリーノは2死から福永にセンター前ヒットを打たれ、村松の打席で福永にディレードスチールで二盗を許し、村松は四球で一二塁に。しかし細川を一塁へのフライに打ち取り切り抜けた。9回表、五番手ドリスはサノーにレフト前ヒットを打たれ、代走に田中。石川昂の打席で田中は二盗。石川昂は三塁ゴロ。上林を歩かせて一二塁に。花田の二塁ゴロで二封し一三塁に。マラーの打席で花田も二盗。マラーにレフト線に2点タイムリー二塁打を打たれて6点差をつけられる。9回裏、完封を狙うマラーの前に中野、森下、佐藤輝はすべて内野ゴロに打ち取られ、完封を許してしまう。マラーの独り舞台となってしまった。ジャイアンツはベイスターズに延長12回裏、マルティネスの悪送球でサヨナラ負け。ゲーム差は変わらず、マジックは15に。
◎ドラゴンズ25回戦……1-4
ドラゴンズの先発は柳。2回裏、1死から前川が左中間を破る二塁打を放つ。元山が歩き一二塁としたが、坂本は見逃し三振。ルーカスも見逃し三振で先制機を逸する。タイガースの先発はルーカス。3回表、花田を歩かせ、石伊の投手ゴロで二進。柳のショートゴロで三進。しかし福永をショートへのフライに打ち取り切り抜ける。4回表、村松を歩かせ、細川のレフト線への二塁打で二三塁とされる。サノーのショートゴロの間に村松が生還して先制された。ここでルーカスは降板。二番手は神宮。石川昂のショートゴロで細川は三本間で挟殺。石川昂も一塁にとどまる。福元は投手強襲の内野安打で一二塁とされたが、花田を空振り三振に取り最少失点にとどめた。4回裏、大山の四球と前川のライト前ヒットで一二塁とし、元山のバントで二三塁に。坂本が歩き満塁に。ここで代打糸原が起用されるが二塁ゴロ併殺に倒れる。5回表、三番手岡留は三者凡退に抑える。5回裏、近本がライト前ヒットで出ると、中野のバントで二進。森下のライト前タイムリーヒットで同点に。蒸し化し佐藤輝は空振り三振。大山のレフト前ヒットで一二塁としたが、前川はショートゴロに倒れて勝ち越せず。6回表、四番手石井は1死から細川を歩かせ、サノーにレフトスタンドにツーランホームランを打たれ、連続試合無失点の記録が途切れた。2死後、福元にレフト線に二塁打を打たれるも花田は空振り三振に倒れる。7回表、五番手及川は石伊にレフト前ヒットを打たれると、代打高橋周にもレフト前ヒットで一二塁に。福永のレフト前タイムリーヒットで3点差とされる。しかし村松は空振り三振。細川を歩かせて満塁とされたが、そのーを見逃し三振に取るとね石川をセンターフライに打ち取るが、重い追加点を与えてしまった。柳は6回1失点で交代。7回裏、二番手齋藤に対し1死から中野がセンター前ヒットで出るが、森下と佐藤輝は連続空振り三振に倒れる。8回表、六番手岩崎は福本にショートに内野安打を打たれ、福元の代走に上林。花田を歩かせ一二塁とされたが、石伊はスリーバント失敗、高橋周は空振り三振。福永はセンターフライに打ち取る。8回裏、三番手森博に対し2死から元山がライト前ヒットを放つも高寺は空振り三振に倒れる。9回表、七番手セベリーノは三者凡退に抑える。9回裏、クローザーの松山に対し代打豊田がユニフォームにかする死球。井上監督のリクエスト申請も判定は覆らず。近本のライト前ヒットで一二塁としたが、中野は空振り三振。森下は見逃し三振。佐藤輝も見逃し三振で逃げ切られた。ジャイアンツがベイスターズに大敗したため、マジックは14に減った。
愛すれどTigers週間MVP
投手……才木浩人 ドラゴンズ戦での高橋宏との投手戦は、見事の一言。これで勝ち星をつけてあげられないのは申し訳ない。次点はジャイアンツ戦で1失点で抑えながらも負け投手になった村上。
野手……該当者なし 自慢の中軸から快音が聞かれない。下位で引っ張っていた坂本は9月半ばでまだノーヒット。ホームランと内野ゴロでしか得点できなかったが、ドラゴンズ最終戦、やっと森下がタイムリーヒットを放った。それくらい打線の不振は深刻である。
次節も変則日程。甲子園でカープ3連戦。続いて目下絶好調のベイスターズ3連戦。神宮球場でスワローズ2連戦と雨中止の代替試合の関係で7連戦。3連戦。今のところまだなんとか首位の座を保ち、マジックナンバーも消えていない。1にちはさんだことで気分転換になるか。まさに正念場を迎えている。とにかく打線の奮起を待つほかない。打線さえつながれば投手陣は結果を出しているのだから、大崩れするはずがない。打線のつながりに期待したい。
8月の月間MVPの野手部門に今季3度目の佐藤輝、JERAセ・リーグ月間アワードに坂本、スカパーサヨナラ月間賞に大山が選出された。8月、以下に打線が好調だったかを示す。もともとはそれくらい打てる打線だったのだから、自信を取り戻してもらいたい。
(2026年9月16日記)